イギリス10日目 クローマーへ
翌日には帰国、というタイトなスケジュールをものともせず
イギリス中東部の海辺の町、クローマーまで日帰り決行。
シティを抜けてリバプールストリート駅に着くと、
すでに名古屋チームは、構内のWASABIで
お弁当を買って待っててくれました。
総勢7名で、かのレスキューレメディが生まれた海、
クローマーを目指します。
7:30発 Nowich~乗換~Cromerで10:31到着。
片道3時間、£24.50 、約5,000円の列車の旅。
2時間あとの9:30発なら£13.00と、ほぼ半額??
これまでヨークへ行くために、北へ向かう列車に乗ったことは何度かありましたが、この路線は初めてです。
動きはじめてしばらくは、郊外の大学へ通う学生が乗り降りしますが、あっという間に車窓は緑豊かな風景に変っていきます。
緩やかに果てしなく続く丘、草を食む羊の群れ、ハッとさせられる水辺やボート、水鳥たち...。
絵のように可愛らしい村々。
ノーウィッチまで北上すること2時間、そこで電車を乗り換えて東へ。
遠く海が見え始めると気分は小躍り。どうです、この見事な青!!!!!!
バッチ博士は、最晩年に住んだマウントバーノンに移るまえ、この海辺の町が気に入り、年に数か月は住んでいたようです。ピンクの家から数えて4件目がバッチ博士の冬の家。今日のような穏やかな海ばかりではなかったでしょう。ある時、難破した船の漁夫を助けるために、ロックローズ、クレマチス、インパチエンスの3種類が使われました。現在、世界中で最もよく知られているレスキューレメディの元型です。この地では、アグリモニー、チコリー、バーベイン、セントーリー、セラトー、スクレランサスなど、初期のレメディも誕生しています。(続く)