インパチエンス、見つけた!
アスク川のほとりへ
ウェールズ語らしいホテルの名前が発音できませんが
このリバーサイドレストランは、
アバガベニーとクリックハウエルの中間に位置し
移動に車がないと少々不便。
ハードネゴシエーターの我がツアコン娘は
どんどん交渉し、時間も金額も思いのまま。
チェックイン前だけど、部屋に案内され、荷物を置くと
私たちは再び7人乗りのタクシーを駆って
クリックハウエルのセンターへ。
インフォメーションセンターで地図をもらい、
てくてく歩いて川まで下ること10分足らず。
途中の生垣にクレマチスを見つけ、洒落た窓辺や
ドアを彩る薔薇や藤に歓声を上げながらやってきました
アスク川。
ここまで来ると、昨年、途中まで登って恐怖を味わった
テーブルマウンテンがすぐ近くに見えますが
騙されちゃいけない、目の錯覚です。
ウェールズで最古の石橋の上を車がどんどん通ります。
計算外だったのは、河岸の広場がイベント会場に!?
物珍しそうな視線を浴びつつ、7人の小人たち
(いや大人ですが)は、並んで川岸に沿って進みます。
ドキドキ ない? ない?
あっ、あった~!!
光る水面に照り映えてインパチエンスが、
あちこちいっぱい、咲いているではありませんか。
あ~うれしい。
濃いピンクのインパチエンスに混じって
バッチフラワーレメディに使われているという
優しい藤色のインパチエンスも咲いています。
向こう岸にも、沼地の小道にも、
あ~~神様、ありがとう。
野生のインパチエンスは、これまでイギリスでは何度か見かけました。
デボンやコッツウォルズの小川のそばで、いずれも水辺に群生していて狂喜乱舞したものです。
けれど、このアスク川の岸辺に咲くインパチエンスは、私たちBFRPにとっては特別です。
何といっても、この場所で、このインパチエンスたちの先祖(?)が
インスピレーションとなったかもしれないのですから。