ルドルフ・シュタイナーによれば、「人間はみな、この世に生まれ落ちる時、それぞれの誕生星位(ホロスコープ)を大脳皮質に刻み込んでくる」のだそうです。ですから、私たちのあり方は、誕生星位と分かちがたく結びついており、星々の運行や位置と響きあうのは、当然と言えば、当然なのかもしれません。人々は、それぞれ頭のてっぺんに星々とコンタクトするアンテナを乗っけてるなんて、想像しただけでも、何やらおそろしいような愉快な気分になります。
昨秋、ジュピター東海で開催した十二星座と人間・世界では、あっという間に席が埋まり、星を読むことへの関心の高さに、今更ながら驚きました。2018年ジュピター東海の「星祭り」は七夕の頃、再び丹羽敏雄さんをお招きします。今回はより具体的にホロスコープが読めるよう、地上での活動分野を示すハウスから、人生の謎を解き明かしていただきます。占星術入門講座の2回目ですが、初めての方も参加していただけます。
ところでハウスって何?とおっしゃる方も決して少なくないはず。
たとえば、明治、大正、昭和、激動の時代と呼応するように、歌人として、詩人として、作家、あるいはジャーナリスト、教育者として多彩、かつ真摯に生きた与謝野晶子のホロスコープを例にとって見てみましょう。出生地と生年月日だけの情報だと...
12月生まれの彼女は、火の射手座に太陽と金星が入っていて、土の牡牛座に、天体が固まっています。情熱の歌人と称えられた彼女の一面が窺えるのですが、ここに時間を、といっても、実際の出生時間は分かりませんが・・・例えば、夜の9時に生まれたとしましょう。時間を入れると、ハウスが出ます。
ほら、ぐっと立体的になってくるのがわかりますね。360度をきれいに12に割って、30度ずつに分かれて背景を作っていた12宮に重なって、其々の惑星が位置するおうち、ハウスによって分割されていきます。広いお部屋と狭いお部屋もあるし、太陽が5室にあるのと、12室にあるのとでは、自ずと活動形態も分野も異なってくるということなのですね~
そうそう、ホロスコープは誰でも簡単に無料で作れます。
私がよく使わせてもらっているサイトはこちら アストロドットコム
無料ホロスコープから「出生図、上昇点」をクリックして
下記のデータを入力します。
名、姓、性、生年月日、出生時間、出生地(国、町)
マイページを登録すれば、家族やお友達の分も作れてしまいます。
み~んな、ホロスコープ的まるはだかにされてしまいそう(笑)
こんなサービスが無料で且つ簡単に使えるなんてすごい時代です。
みなさま、ぜひ自分のホロスコープをもって集まりましょう!!
十二星座と人間・世界Ⅱ
―星々のことばで謎を解く―
丹羽 敏雄 津田塾大学名誉教授
日 時 2018年7月8日(日)
第1部 10:30-12:30(開場10:00)
第2部 14:00-16:00
会 場 ウィルあいち 会議室6
定 員 25名
参加費 5,000円
持 物
各人のホロスコープ、筆記用部
お 問合せ・お申込みはジュピター東海
Email: jupiter.toukai@gmail.com
(担当 岩田)
T/F:0561-72-9612(中村)
詳細はHPでも バイオグラフィーワーカーズ・ジュピター